その心はなにか?瞬間の動作!動から静へ、前後、左右、上下、など!
パッと動く!パッと止まる!パッとパスする!・・・ことが最大のポイントという意味!
私たちは、故畑竜雄先生から、ノーモーションという言葉で、この概念を教えられた!
先生はミュンヘンオリンピックの日本チーム監督をつとめた有名人だが、私にとっては中学・高校の数学の先生であり、何よりもバスケの指導者。
この概念を意味する用語は、決まっていないようである。鋭い!素早い!うまい!一歩目のスピード等々、各チーム各様に表現されているらしい。
バスケの特徴は、ボール以上の重量物を扱わない(自分の体重を扱うのが、唯一の力仕事!)!相手が近くにいる!目標が上にあって小さい!
結果として、バスケ選手に特異的に多い怪我が、膝の靱帯損傷ということになる。
走るのは決して早くない田臥勇太選手がバスケでは傑出した資質を発揮する背景もこの辺にある。瞬発力、筋力に加えて、平衡能力、視野、予想、判断力などが関係する。
ボクシングの記事を読んでいたら、「ノーモーションのパンチとかジャブ」という表現があった。バスケットボールの場合、動きの方向は、前後・左右・上下だから、多様である。動く主体も、ボールと身体、身体といっても目から手足、全体の移動と多様であり、フェークと実動を交えて、ますます多様になる。ノーモーションとは、時間にしてどのくらいか?多様なモーションによって変わるが、おそらく1〜10/100秒前後の課題であろうと想像する。
よく見かける5〜6歩のフットワーク・ドリルには、少なくても数種の大事なノーモーション動作を含めることができる。大事なノーモーション動作を意識しないでやっていたのでは、スタミナやパワーの向上に役だっても、バスケットボールに特有のスキルの向上には役立たない!
ノーモーション動作を課題として取り上げて、システムとして体系立てて練習すれば練習の効率は向上する。ノーモーション動作は、実際のプレイの中に、数限りなく含まれている。もちろん上手なプレイヤーほど多く且つ多様である。ノーモーション動作を駆使するのは、頭脳に他ならないから、頭脳が回転していることが有効なノーモーション動作の原動力!それらをまとめて身につけるための練習を計画し、実行し、評価して見直す!改善の可能性がたくさん残っているのではないか?
ノーモーション動作を実現するにはどうするか?理工学や医学的にアプローチ出来ないかな?
概念・用語の統一、定義も必要ではないかな!
追記
・Kコーチの古武術の活用についての技術的解説_http://www3.nsknet.or.jp/%7Edemachi/
・他のエッセイに関係する既述がありますので、合わせて見てくださると幸いです。


