2013年10月31日

デフェンスの得点をとられ過ぎ対策

第三稿
秋のシーズンの直前、練習ゲームを見に行ったら、いろいろ問題があるように感じたので、チームのコーチに、改善したい問題を整理して、質問することを促した。次の3点について質問が来たので、以下に示すようにできるだけ丁寧に解説した。

(質問1)バスケットプレーヤーの体幹強化に関して
(質問2)ボール運び対策
(質問3)デフェンスの点と取られすぎ対策

本稿では、質問3についての回答を示す。

(質問3)デフェンスの面に関してです。
デフェンスに関しては、得点をとられ過ぎたという印象です。シェルデフェンスを遂行させるための、ノーミドル&2線、3線カバーの移動、相手の速攻に対して、ボールマンへのピック、リバウンドの意識、ボールへの跳びつき、特に、ふたつめの相手の速攻に対するピックが改善しにくい点として挙げられています。この点に関しては、切り替えを素早くする、ボールのピックの位置をハーフラインから3pで行い早めにボールマンにプレッシャーをかけるという意識づけで十分でしょうか?

回答(3):
点の取られ過ぎを防ぐ方策の基本は、オフェンスの終わり方、つまりターンオーバーの撲滅です。ターンオーバーが多いままで、早くピックしろ!しっかり守れ!といっても土台無理な話です。
勿論、チームメートのエラーをカバーする努力をしないといけませんが。デフェンスでボールマンに圧力をかける、持たせないようにする、得意なことはさせないようにするのは、鉄則でしょう!
ターンオーバーについては、試合ごとのボックススコアで個々のプレーヤーごとに数字で把握してありますが、顕著な改善が見えていませんね。1件ごとに原因を突き止めて、防止するための方策を実施しているのでしょうか?チームとしての対応に問題があると思います。
デフェンスはとても大事ですが、デフェンスを大事にしても、オフェンスの練習を怠っては、バスケットになりません。オフェンスは創造、デフェンスは対応ですから、オフェンスの技術がないチームではデフェンスの良い練習をできないのです。
ピボットとか、フェークとかバスケットの基本技術を練習をしていないチームでは、攻撃技術への対応するデフェンス能力が弱く、相手に簡単に抜かれます。
技術の要素の量としても、オフェンスの方がはるかに膨大です。一般的に云って、技術を身につけるための時間も長時間かかります。
デフェンスは対応なので、注意深く、集中力のあるひとは、良いデフェンダーになります。逆もまた真で注意力に欠陥があるひとは上手くいきません。
各ゲームに臨むにあたっては、相手チームの個々のプレーヤーのオフェンス技術を調べて、特技を発揮させないように、具体的に指示することがとても大切です。例えば「相手チームの特定のパスを邪魔しろ」「特定の場所でボールを持つことを邪魔しろ」「特定のプレーは邪魔しないでよい、その代わりに、何をしろ」などです。
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2013年10月30日

オールコートプレスに対するボール運び対策_バスケットボール

秋のシーズンの直前、練習ゲームを見に行ったら、いろいろ問題があるように感じたので、チームのコーチに、改善したい問題を整理して、質問することを促した。次の3点について質問が来たので、以下に示すようにできるだけ丁寧に解説した。

(質問1)バスケットプレーヤーの体幹強化に関して
(質問2)ボール運び対策
(質問3)デフェンスの点と取られすぎ対策

本稿では、質問2についての回答を示す。
(質問2)ボール運び、展開に関してです。
デフェンスの高いプレッシャーの中で、スムーズにボール運びや展開を行うためには、ボールマンの技術だけでなく、レシーバーの受けるタイミング、位置、受ける前の動きなどが必要です。しかし、今のボール運びは、ガード陣のドリブル能力に頼っている状況です。強いチームを相手にして、効率良く、チームとしてボールを運ぶ手段があるならば、展開も安定してくると思います。練習では、強度を高めるためにオールコートでボール運びからプレッシャーをかける等ルールを追加して対策を行うべきでしょうか?

回答(2):
ボール運びは、シュートとともにバスケット特有の基本技術です。基本から、構成要素技術、その練習方法など、包括的に述べたら、膨大な内容になってしまいます。ここでは、対症療法的に役立つように述べてみます。
「今のボール運びは、ガード陣のドリブル能力に頼っている状況」に問題を感じます。平均的なプレーヤーに要求されるドリブル能力は「1vs1で、ドリブルを継続しながらボールをキープする」水準です。二人以上のデフェンスに邪魔された場合には、空いた味方にパスすることで、攻撃のチャンスを良くしていくのが原則です。従って、ドリブルは、良いパスの機会を造ることにあるといっても過言ではなく、パスは受け手との連携作業ですから、受け手の居場所、動き、受ける技術などと関係してきます。ですから、相手のチームデフェンスを突破することだけを目指したドリブルは、相手の狙いの中に飛び込んでいくことになってしまいます。
では、パス&ランとどう組み合わせるか。これには、多様な要素技術があり、いわばバスケットの醍醐味ですが、ここでは即効性のありそうな項目を挙げます。
(1)先ず、5人でひとつのボールを運ぶ意識を24秒のカウントが始まる前から、持ち続けること。
(2)1vs1では、自分の相手を常時コントロールすること、コントロールできないときには、ボールから離れて、他の味方に場所を譲ること。
(3)1vs1では、自分の相手を常時コントロールするためのニッチとしては、考え方としては相手をよく観察して、コントロールすること、動きとしては、静止していることを含めて一歩一歩、1動作1動作が勝負だと思って駆け引きを展開します。相手の視野がブラインドになる瞬間を活用します。
(4)ボールマンとの位置関係のバランス、動くコースの選択を工夫します。
(5)パスは、タイミングとコースに配慮して、受け手とのミートするように、丁寧に行います。
(6)攻撃時間の24秒について、5人の作業の工程表を作って研究することを勧めます。関係者の理解を共有し、改善効果が上がります。工程表の作り方は、生産管理やプロジェクト管理の手法が良い参考になります。
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2013年10月29日

バスケットプレーヤーの体幹強化に関して_2013年秋のシーズン直前、三つの質問と回答(その1)

秋のシーズンの直前、練習ゲームを見に行ったら、いろいろ問題があるように感じたので、チームのコーチに、改善したい問題を整理して、質問することを促した。次の3点について質問が来たので、以下に示すようにできるだけ丁寧に解説した。

(質問1)バスケットプレーヤーの体幹強化に関して
(質問2)ボール運び対策
(質問3)デフェンスの点と取られすぎ対策

本稿では、質問1についての回答を示す。

(質問1)バスケットプレーヤーの体幹強化に関して
現在は筋力トレーニングの中で実施しており、確かにバスケットの練習のなかで鍛えるという意識は弱いように思えます。リーグ戦まであと2週間となり限られた練習時間の中で、どのように体幹トレーニングを組み込むのが効率的、効果的なのでしょうか?また、体幹トレーニングをバスケット的な練習の中に取り入れて行うためには、どのような点を意識的に選手に声かけすることが必要でしょうか。

回答(1):バスケットの中の体の使い方の競争力を高めるために有効な体幹を鍛えるよう必要があります。また、限られた時間のなかで効率よく体幹強化する方法を実施する必要もあります。
例えば、私が以前に、体育館で紹介したことですが、ドリブルのスタートの練習で、軸足の脛が床と平行になるように踏み出してからスタートさせるのが一例。これは、畑先生が採用されていた練習方法ですが、この練習には、日常慣れていない体の使い方の習慣化と特定の筋肉強化の目的がありますから、正しく、繰り返す必要があります。従って、各プレーヤーが、効率よく繰り返し訓練できるように、使えるゴールに少人数のプレーヤーを割り当てて、何十回も繰り返します。例をあげれば、きりがありませんが、パスしたら、同時に逆に一歩ダッシュ、これも一例。パスをリリースしたら、逆方向にダッシュして、直ちに引き返してミートしてパスを受ける、これも一例。これはボール運びの基礎練習にもなります。

一部のプレーヤーに云いましたが、ゴール下で100本ぐらい連続してリバウンド、着地したら、しっかり腰を落として、ピヴォットorドリブルしてジャンプショット、なども良い訓練です。あとは、いろいろ考えられるでしょう!体幹のなかに技能頭脳の働き(脳幹?)も含めることが肝要です。ボールをキャッチする瞬間、空中でキャッチして着地するまでの間の視野と脳の働きを強調するべきです。例えば、2分か3分、オールコートで2対2、または、3対3の常時プレスゲームをやらせる。プレーヤーは、常時動きまわることを要求される(動かなければ、攻防ともに、コーチは動け動けと指摘する)、その間に、視野、判断を要求する。無謀なドリブルなどを厳しくチェックする。
デフェンス特有のサイドステップ、など、ボールなしで、取り出して練習した方がよいものもありますが、多くのものはボールを使い、バスケットの技能頭脳の強化と組み合わせて練習できます。

コーチは、どのような体(視野・頭脳をふくむ)の使い方を強化するのか課題を明確にして取り組まないといけませんね。
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2013年10月26日

暫くご無沙汰したことのお詫びと予告

秋の関東大学リーグ戦で奮戦する母校の現役チームの応援に夢中で、ブログの管理がおろそかになりました。
練習ゲームを含めると10ゲームぐらい、集中して見たので、バスケット専門家として得るところもありました。チームは健闘したものの、巡り合わせに恵まれず、下の部に自動降格になってしまいましたが、今年の失敗を糧にして、来年は、即時復帰を実現するようにしっかり応援することにしています。
一方。2020東京オリンピックが決まりましたが、アジアで3位あたりを確保している女子は良いとして、弱い男子は、FIBAから、出場辞退勧告を受けるのではないか、という心配もあるらしい。
NBAのニュースも入ってくる季節です。

以上を踏まえて、ナショナルレベルとわがチームの強化w課題として、マクロに、ミクロに、考えてみようと思います。
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