2013年11月22日

ゲーム前後のワンポイントアドバイス_5_シュートに関する注意


現役のゲームを応援に行くと、コメントを求められる。昨シーズンは何とか現役に結果を出させようと思って見たので、出来るだけ状況を把握した上で、有効なコメントをするように心がけた。
口頭での言葉によるコミュニケーションで、聞き手に伝わり、理解され、賛同され、実施されて効果を上げるまでのプロセスは、簡単なものではないのだが、それを覚悟しての挑戦であった。
本来は、シーズン初めから計画的に必要な基本技術を反復練習して身につけ組み立てるべきことを、与えられた時間の中で、やりくりして出来る範囲で結果を出す方針で臨んだ。
選手達は、バスケットの経験はむしろ少ないが、資質が高いので、ゲーム体験を通じて、短期間にずいぶん成果が上がった。コメントの効果がすべてではないが、その事例を紹介する:

(5)シュートに関する注意
シーズン中もシュートの練習は重要だ、少なくとも各自が自分のシュートを調整して高いシュート成功率を維持しないといけない。
シュートは大部分が個人技であることを認識して実践することが重要だ。コーチなり練習の時間割作成担当が、個人のシュート練習時間を十分に取っていないことが多い。グループで順番にシュートするやり方は、ウォームアップには良いし、膝の柔らかな使い方を確認したりするには有効だが、個人個人のシュートの改善にはほとんど役立たない。また、ゲームが続くとシュートが乱れてくるから、その兆候を捉えて修正するプログラムを実施しないといけない。個々の選手のシュートの僅かな乱れ(入らないからすぐわかる)に対して有効なアドバイをを与えると効果が上がることがある。これは、各論の話で、アドバイスが聴く方に伝わって、体に反応が現れて結果が出た時は嬉しいものだ。最近の成功例は、「準備してボールを受けろ」「膝を少しだけ深く曲げて5cm低くかまえろ」「先ずゴールを見ろ」「ゲーム前に調整のルーティンを確立しろ」「背筋を伸ばして」など・・・いずれも、各プレーヤーの状況を個別に良く観察して、ひらめきや熟考してこれはいけそうだと感じた時にアドバイスする。良い結果を生んだ時は嬉しい。
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2013年11月21日

ゲーム前後のワンポイントアドバイス_4_ドリブルインの上手い相手への対応

現役のゲームを応援に行くと、コメントを求められる。昨シーズンは何とか現役に結果を出させようと思って見たので、出来るだけ状況を把握した上で、有効なコメントをするように心がけた。
口頭での言葉によるコミュニケーションで、聞き手に伝わり、理解され、賛同され、実施されて効果を上げるまでのプロセスは、簡単なものではないのだが、それを覚悟しての挑戦であった。
本来は、シーズン初めから計画的に必要な基本技術を反復練習して身につけ組み立てるべきことを、与えられた時間の中で、やりくりして出来る範囲で結果を出す方針で臨んだ。
選手達は、バスケットの経験はむしろ少ないが、資質が高いので、ゲーム体験を通じて、短期間にずいぶん成果が上がった。コメントの効果がすべてではないが、その事例を紹介する:

(4)ドリブルインの上手い相手への対応
相手のメンバー全員がドリブルが上手な場合に、「相手のボールの動きに反応しないで、相手の腰とゴールを結ぶ線を確保して、シュートモーションだけを邪魔しろ」とコメントした。相手は、ドリブルを含めてボールを前後左右に動かして、こちらがそれに反応すると、隙間を突いてドライブインしてくるのだが、ボールによる反応しない相手に、ゴールへ進むラインを確保されて困ったように見えた。
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2013年11月19日

ゲーム前後のワンポイントアドバイス_3_ボールを持っている時の技術の欠陥修正

現役のゲームを応援に行くと、コメントを求められる。昨シーズンは何とか現役に結果を出させようと思って見たので、出来るだけ状況を把握した上で、有効なコメントをするように心がけた。
口頭での言葉によるコミュニケーションで、聞き手に伝わり、理解され、賛同され、実施されて効果を上げるまでのプロセスは、簡単なものではないのだが、それを覚悟しての挑戦であった。
本来は、シーズン初めから計画的に必要な基本技術を反復練習して身につけ組み立てるべきことを、与えられた時間の中で、やりくりして出来る範囲で結果を出す方針で臨んだ。
選手達は、バスケットの経験はむしろ少ないが、資質が高いので、ゲーム体験を通じて、短期間にずいぶん成果が上がった。コメントの効果がすべてではないが、その事例を紹介する:

(3)ボールを持っている時の技術の欠陥修正
選手の多くが、ボールを動かし過ぎているのに気づいた。「抜くぞ」と脅かす目的のためなのか、ある方向にボールを突き出す。相手はそのボールに手を出しやすくなる。自分は、その状態からパスを出せない。ボールの持ち方がパスできるようになっていないし、コースからいったもパスが通る位置になっていない、従って、ほとんど何も有効にならない。相手がボールに手を触れられないように自分の体でカバーする意識が少ないことにも気づいた。或るレベルの中学や高校のチームなら、基礎練習の中で教え込まれているはずの基礎技術である。そこで、ボールのキャッチからのボールの持ち方、指、手首、腕の使い方、ボールを保持する位置、各保持の仕方からどんなプレーができるか、など。ボールを保持する位置は、上下と横方向のそれぞれに3段階あるとしても、3×3=9通りあり、そのそれぞれについての持ち方も複数あるが、それらは、ボールさえあれば一人で練習できる。問題は、相手の位置や意図を把握して、カットされないようにキープしつつパスする先を見つけて、パスその他を確実に実行することである。そのためには、ボールは必要がなければ動かさない方が、いつでもパスを発射できるし、場合によってはシュートさえできる。このような言われれば当然のことが、日常の練習では見逃されていることは、うちのチームに限らず少なくないらしい。この点に気付いたのはリーグ戦中盤だったが、もっと早く気付くべきだったと反省している。
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2013年11月18日

ゲーム前後のワンポイントアドバイス事例_2_パスとミート

現役のゲームを応援に行くと、コメントを求められる。昨シーズンは何とか現役に結果を出させようと思って見たので、出来るだけ状況を把握した上で、有効なコメントをするように心がけた。
口頭での言葉によるコミュニケーションで、聞き手に伝わり、理解され、賛同され、実施されて効果を上げるまでのプロセスは、簡単なものではないのだが、それを覚悟しての挑戦であった。
本来は、シーズン初めから計画的に必要な基本技術を反復練習して身につけ組み立てるべきことを、与えられた時間の中で、やりくりして出来る範囲で結果を出す方針で臨んだ。
選手達は、バスケットの経験はむしろ少ないが、資質が高いので、ゲーム体験を通じて、短期間にずいぶん成果が上がった。コメントの効果がすべてではないが、その事例を紹介する:

(2)パスとミート
パスの受け手は、プレスしてくる相手に対して、いちいち対応するのではなく、自分が主導権を握って対処するのが基本である。有効なやり方の例として、一旦余分な力を抜いて静止して相手をよく観察し、相手も静止したところで、ぱっと動くなり、そして、相手の逆をとるなり、するとよい。ボールをキャッチする空間位置にボールと受け手は同時に到着するようにする(パッサーとの連携)、それがミートである。動き出しの時間、方向、さらにストップする時間場所を決めるのはオフェンス側であるから、それらの決定権を活かして駆け引きの優位性を維持する。駆け引きの都度相手を困らせる。ボールマンは、一つの構えから、受け手の都合のよいパスを複数の味方に供給する構えをとる義務がある、ボールは高い位置で保持してオーバーヘッドパスや肩の高さから発射するパスが、同じ構えからより多様な味方にパスを出せて有効なことが多い、というような言い方で、説いた。
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2013年11月17日

ゲーム前後のワンポイントアドバイス事例_1_オールコートプレスに対するボール運び

現役のゲームを応援に行くと、コメントを求められる。昨シーズンは何とか現役に結果を出させようと思って見たので、出来るだけ状況を把握した上で、有効なコメントをするように心がけた。
口頭での言葉によるコミュニケーションで、聞き手に伝わり、理解され、賛同され、実施されて効果を上げるまでのプロセスは、簡単なものではないのだが、それを覚悟しての挑戦であった。
本来は、シーズン初めから計画的に必要な基本技術を反復練習して身につけ組み立てるべきことを、与えられた時間の中で、やりくりして出来る範囲で結果を出す方針で臨んだ。
選手達は、バスケットの経験はむしろ少ないが、資質が高いので、ゲーム体験を通じて、短期間にずいぶん成果が上がった。コメントの効果がすべてではないが、その事例を紹介する:
1_オールコートプレスに対するボール運び
(1)相手がオールコートプレスして来るのに対して、ポイントガードにドリブルでボールを運ばせては、餌食になってターンオーバーを多発した状況→ボール運びの手段は、パスとドリブルを併用して活用するという基本の再認識、ドリブルに伴う危険とドリブルの権利を失った後のボールキープの脆弱性の再認識の徹底、具体的な動き、注意点、判断基準について、練習して実践することをアドバイスした。(詳細は省略)具体的なキーワードとして、ドリブルの目的は良いパスを出すこと、それはパスの受け手との共同作業で、邪魔しようとする複数の相手との駆け引きへの対応である。見ることの大切さ。自分の能力の限界(出来るパスと出来ないパスなど)の把握が重要→ボールマンの視野とパスの構えが良くなり、受け手がボールを受けに行く動きが早くなった。
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2013年11月11日

いい加減では駄目は、バスケットだけではない!

★いい加減では駄目は、バスケットだけではない!

先日、仕事の後輩たちと話していたら、以下の会話があった。
長年、日本国内で培ってきた世界ではトップレベルの製品を作る工場を中国に建設して、先月、稼働する場面での話:
一回り以上若い後輩「大筋は出来あがったのですが、本格稼働するに際して、細かい点の技術移転に問題がありまして」
小生「それでどうしたの?」
一回り以上若い後輩「結局、70歳のベテランHさんに行ってもらいました。流石でしたね、問題がどんどん解決しました」
小生「それって、おかしいのではないの?Hさんの凄いことは承知しているが、それを、会社の知識にしておかなかったのは許せないことではないの?」
一回り以上若い後輩「そう言われればその通りです」

私が、頼りにしていた後輩でもこういうことがあるのかと考えてしまった。

そこで、思いついたのは、私の考え方は、バスケットでの練習のやり方に取り組む中で、身に付いたものだと思った。その後輩にバスケットまでは教えていない。

☆云うまでもなく、バスケットを通して仕事を教えるという言い方は荒唐無稽で、ただ、私はバスケットの練習のやり方により組む中で、その考え方を身に付けた、といっているだけの話である。
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2013年10月31日

デフェンスの得点をとられ過ぎ対策

第三稿
秋のシーズンの直前、練習ゲームを見に行ったら、いろいろ問題があるように感じたので、チームのコーチに、改善したい問題を整理して、質問することを促した。次の3点について質問が来たので、以下に示すようにできるだけ丁寧に解説した。

(質問1)バスケットプレーヤーの体幹強化に関して
(質問2)ボール運び対策
(質問3)デフェンスの点と取られすぎ対策

本稿では、質問3についての回答を示す。

(質問3)デフェンスの面に関してです。
デフェンスに関しては、得点をとられ過ぎたという印象です。シェルデフェンスを遂行させるための、ノーミドル&2線、3線カバーの移動、相手の速攻に対して、ボールマンへのピック、リバウンドの意識、ボールへの跳びつき、特に、ふたつめの相手の速攻に対するピックが改善しにくい点として挙げられています。この点に関しては、切り替えを素早くする、ボールのピックの位置をハーフラインから3pで行い早めにボールマンにプレッシャーをかけるという意識づけで十分でしょうか?

回答(3):
点の取られ過ぎを防ぐ方策の基本は、オフェンスの終わり方、つまりターンオーバーの撲滅です。ターンオーバーが多いままで、早くピックしろ!しっかり守れ!といっても土台無理な話です。
勿論、チームメートのエラーをカバーする努力をしないといけませんが。デフェンスでボールマンに圧力をかける、持たせないようにする、得意なことはさせないようにするのは、鉄則でしょう!
ターンオーバーについては、試合ごとのボックススコアで個々のプレーヤーごとに数字で把握してありますが、顕著な改善が見えていませんね。1件ごとに原因を突き止めて、防止するための方策を実施しているのでしょうか?チームとしての対応に問題があると思います。
デフェンスはとても大事ですが、デフェンスを大事にしても、オフェンスの練習を怠っては、バスケットになりません。オフェンスは創造、デフェンスは対応ですから、オフェンスの技術がないチームではデフェンスの良い練習をできないのです。
ピボットとか、フェークとかバスケットの基本技術を練習をしていないチームでは、攻撃技術への対応するデフェンス能力が弱く、相手に簡単に抜かれます。
技術の要素の量としても、オフェンスの方がはるかに膨大です。一般的に云って、技術を身につけるための時間も長時間かかります。
デフェンスは対応なので、注意深く、集中力のあるひとは、良いデフェンダーになります。逆もまた真で注意力に欠陥があるひとは上手くいきません。
各ゲームに臨むにあたっては、相手チームの個々のプレーヤーのオフェンス技術を調べて、特技を発揮させないように、具体的に指示することがとても大切です。例えば「相手チームの特定のパスを邪魔しろ」「特定の場所でボールを持つことを邪魔しろ」「特定のプレーは邪魔しないでよい、その代わりに、何をしろ」などです。
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2013年10月30日

オールコートプレスに対するボール運び対策_バスケットボール

秋のシーズンの直前、練習ゲームを見に行ったら、いろいろ問題があるように感じたので、チームのコーチに、改善したい問題を整理して、質問することを促した。次の3点について質問が来たので、以下に示すようにできるだけ丁寧に解説した。

(質問1)バスケットプレーヤーの体幹強化に関して
(質問2)ボール運び対策
(質問3)デフェンスの点と取られすぎ対策

本稿では、質問2についての回答を示す。
(質問2)ボール運び、展開に関してです。
デフェンスの高いプレッシャーの中で、スムーズにボール運びや展開を行うためには、ボールマンの技術だけでなく、レシーバーの受けるタイミング、位置、受ける前の動きなどが必要です。しかし、今のボール運びは、ガード陣のドリブル能力に頼っている状況です。強いチームを相手にして、効率良く、チームとしてボールを運ぶ手段があるならば、展開も安定してくると思います。練習では、強度を高めるためにオールコートでボール運びからプレッシャーをかける等ルールを追加して対策を行うべきでしょうか?

回答(2):
ボール運びは、シュートとともにバスケット特有の基本技術です。基本から、構成要素技術、その練習方法など、包括的に述べたら、膨大な内容になってしまいます。ここでは、対症療法的に役立つように述べてみます。
「今のボール運びは、ガード陣のドリブル能力に頼っている状況」に問題を感じます。平均的なプレーヤーに要求されるドリブル能力は「1vs1で、ドリブルを継続しながらボールをキープする」水準です。二人以上のデフェンスに邪魔された場合には、空いた味方にパスすることで、攻撃のチャンスを良くしていくのが原則です。従って、ドリブルは、良いパスの機会を造ることにあるといっても過言ではなく、パスは受け手との連携作業ですから、受け手の居場所、動き、受ける技術などと関係してきます。ですから、相手のチームデフェンスを突破することだけを目指したドリブルは、相手の狙いの中に飛び込んでいくことになってしまいます。
では、パス&ランとどう組み合わせるか。これには、多様な要素技術があり、いわばバスケットの醍醐味ですが、ここでは即効性のありそうな項目を挙げます。
(1)先ず、5人でひとつのボールを運ぶ意識を24秒のカウントが始まる前から、持ち続けること。
(2)1vs1では、自分の相手を常時コントロールすること、コントロールできないときには、ボールから離れて、他の味方に場所を譲ること。
(3)1vs1では、自分の相手を常時コントロールするためのニッチとしては、考え方としては相手をよく観察して、コントロールすること、動きとしては、静止していることを含めて一歩一歩、1動作1動作が勝負だと思って駆け引きを展開します。相手の視野がブラインドになる瞬間を活用します。
(4)ボールマンとの位置関係のバランス、動くコースの選択を工夫します。
(5)パスは、タイミングとコースに配慮して、受け手とのミートするように、丁寧に行います。
(6)攻撃時間の24秒について、5人の作業の工程表を作って研究することを勧めます。関係者の理解を共有し、改善効果が上がります。工程表の作り方は、生産管理やプロジェクト管理の手法が良い参考になります。
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2013年10月29日

バスケットプレーヤーの体幹強化に関して_2013年秋のシーズン直前、三つの質問と回答(その1)

秋のシーズンの直前、練習ゲームを見に行ったら、いろいろ問題があるように感じたので、チームのコーチに、改善したい問題を整理して、質問することを促した。次の3点について質問が来たので、以下に示すようにできるだけ丁寧に解説した。

(質問1)バスケットプレーヤーの体幹強化に関して
(質問2)ボール運び対策
(質問3)デフェンスの点と取られすぎ対策

本稿では、質問1についての回答を示す。

(質問1)バスケットプレーヤーの体幹強化に関して
現在は筋力トレーニングの中で実施しており、確かにバスケットの練習のなかで鍛えるという意識は弱いように思えます。リーグ戦まであと2週間となり限られた練習時間の中で、どのように体幹トレーニングを組み込むのが効率的、効果的なのでしょうか?また、体幹トレーニングをバスケット的な練習の中に取り入れて行うためには、どのような点を意識的に選手に声かけすることが必要でしょうか。

回答(1):バスケットの中の体の使い方の競争力を高めるために有効な体幹を鍛えるよう必要があります。また、限られた時間のなかで効率よく体幹強化する方法を実施する必要もあります。
例えば、私が以前に、体育館で紹介したことですが、ドリブルのスタートの練習で、軸足の脛が床と平行になるように踏み出してからスタートさせるのが一例。これは、畑先生が採用されていた練習方法ですが、この練習には、日常慣れていない体の使い方の習慣化と特定の筋肉強化の目的がありますから、正しく、繰り返す必要があります。従って、各プレーヤーが、効率よく繰り返し訓練できるように、使えるゴールに少人数のプレーヤーを割り当てて、何十回も繰り返します。例をあげれば、きりがありませんが、パスしたら、同時に逆に一歩ダッシュ、これも一例。パスをリリースしたら、逆方向にダッシュして、直ちに引き返してミートしてパスを受ける、これも一例。これはボール運びの基礎練習にもなります。

一部のプレーヤーに云いましたが、ゴール下で100本ぐらい連続してリバウンド、着地したら、しっかり腰を落として、ピヴォットorドリブルしてジャンプショット、なども良い訓練です。あとは、いろいろ考えられるでしょう!体幹のなかに技能頭脳の働き(脳幹?)も含めることが肝要です。ボールをキャッチする瞬間、空中でキャッチして着地するまでの間の視野と脳の働きを強調するべきです。例えば、2分か3分、オールコートで2対2、または、3対3の常時プレスゲームをやらせる。プレーヤーは、常時動きまわることを要求される(動かなければ、攻防ともに、コーチは動け動けと指摘する)、その間に、視野、判断を要求する。無謀なドリブルなどを厳しくチェックする。
デフェンス特有のサイドステップ、など、ボールなしで、取り出して練習した方がよいものもありますが、多くのものはボールを使い、バスケットの技能頭脳の強化と組み合わせて練習できます。

コーチは、どのような体(視野・頭脳をふくむ)の使い方を強化するのか課題を明確にして取り組まないといけませんね。
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2013年07月08日

桑田真澄さんの東大ピッチングコーチとしてのアドバイス

先月のある日、現役のゲームを見て、次のようなコメントをした:
(1)各自、自分のシュートを確実入れる練習をしろ!
(2)時間は有限、バスケが全てでも、最重要でもない。頭を使って好きなバスケをやりながら、物事を効率よくやることを学べ!

帰宅したら、NHKテレビで桑田真澄さんが東大野球部を教えていた:
(1)いろいろな球種を投げる前に、アウトローに10球中7級行くように練習しろ!
(2)相手にひと泡吹かせるという目標達成に向けて頭を使え!span>
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2012年09月17日

バスケット練習品質向上のための考え方_参考事例の紹介

朝のニュースで金本選手が引退を決めたと報道していた。最後まで成長しつづけた大選手だと思った。
2006年にデッドボールで左手手首付近を骨折しながら、翌日の試合に代打で出場、右手でライト前にクリーンヒットを打った場面を紹介していた。多分、基礎練習の一部で左手だけで打つ事を身につけていたのだろう。
思い出したのは、1957年のある金曜日の夜、研究室にひとり残って有機実験の片づけをいていた時、洗っていたビーカーが突然、音もなく割れて、鋭利な割れ目で、左手の平に5針縫うけがをした。隣室の研究生のお世話になり、大岡山の外科で縫合してもらった。翌日の試合は、確か、格上の中央大学が相手だった。左手は、軽く握ったまま包帯を巻かれていた。コーチからやれるか?と聞かれてできます。と言ってしまった。
片手でキャッチする技術は、高校時代に習って身につけていたから問題ない、シュートも左手のシュートはもちろんできないが、効き手は右だからかなりのことはできる。パスも同様である。試合に出て、左手を握ったままという制約下だが、シュートも入れたし、ターンオーバーはなかった。
こんな自慢話をして申し訳ないのだが、練習の品質、限られた時間内にどれだけの知識や技を身につけさせるか!の事例紹介が目的である。
中学3年からバスケを初めて、週に二日練習した。高校1年は、週3回、1時間半から2時間、高校3年の夏休みまで。進学校だから当然だが、他校の事例を聞くと、週5日とか、6日練習するのが珍しくなかった。その間に教えてもらって身に付けた技のなかに、上記の技術が含まれていたことを紹介して、練習の品質管理が、計画と実践を通じていかに重要かを理解していただきたいのである。
その要点は、バスケットする心に書いてあるが、私がそこに書かれていることを現実に当て嵌めて理解するようになったのは、かなり後になってからだから、畑先生から直接指導を受けた、高校時代の数年間に得たものが大きいのだろう。

高校2年のときは、中学のコーチを担当させて貰った。先生が「一番効果の上がる練習方法は、ゲームをさせることだ」と言われたのを憶えている。先生の練習では、ゲームの中で、基礎的な体の使い方を繰り返し訓練する事が多かった。基本的な体の使い方を意識づけたうえで、いくつかのレベルのゲーム形式の練習を行うのである。ある高名な米国のコーチもその教え方を評価したという話も聞いた。私流に少し補足すると、時間的には100分の1秒以下レベル、距離的には10センチ以下、人の動きについては、関節の角度、重心、回転運動の慣性モーメントなどできるだけ具体的に把握して、プレーヤーに伝えるようにしている。例えば、体のどの位置でボールを持つか?というテーマについては、上下方向で上中下の3段階として、水平方向に、左中右の3段階があるから、3×3=9通りの位置がある。ボールの位置を変える動作は、基本形だけで、9×9=81通りある。そのうちのいくつかはチーム練習で取り上げて訓練し、あとは、各プレーヤーの自発的な技術開発にゆだねる、といった具合である。

練習中に、コートに響く注意は「見ろ」、「何を考えているか」、「どこそこへ動け」、「何をしようとしているか」、「もう一度」、「もっと早く」と言ったことで、見ていなかったり、注意散漫だったりすると、その瞬間に、プレーをストップして叱られた。リアルタイムでチェックされるから、何を言われたのかよく分かった。

留意しないといけないのは、シュート練習の機会を何時、何処でもつか?である。日本ではバスケット・コート(ゴールだけあればいい話なのだが)が極端に少ない。チーム練習のために、チームとしてコートを専用する時間の中でしか練習できないのが普通である。シュートは、個人練習によるしかないのに、個人が練習を管理することが極めて困難な環境にある。私の住んでいる駒込近くには、三菱の養和体育館があり、バスケットコート3面があるが、卓球、バレー、フットサルなどと共用だから、普段はシュート練習できない。六義園の近くの公園に一つだけバスケットのリングが設置されているので、ボール持参でそこに行って練習するしか方法がない。昔は、学校でも、職場でも、アウトコートのリングがあって良かった。今は、ボールはふんだんにあるが、シュート練習する場所と時間の制約が大きい事に対する対策を考える必要がある。

以上、金本選手の偉業(今日は巨人戦で475本目のホームランを打った)に触れた機会に思いついた練習の品質向上のための参考事例を紹介した。
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2012年09月11日

バスケット練習品質の目視評価法1の続き3


当たり前のことで、書くのは気が引けるのだが、現実には、
注意して観察すると、パスのコース・タイミングがずれたり、
キャッチしたボールが手のなかで、遊んでいる時間があるのが分かる
事が多い。

パスをキャッチした瞬間は、そのプレーヤーがシュートを含むプレー
を始める瞬間で、その瞬間にシュートできるかできないかによって、
デフェンスの負荷は非常に違ってくる。シュートできないと見れば、
シュートをさせないという仕事からは解放される。
シュートを防ごうとしてくれば、当然、攻める側の攻撃手段は
リッチになるわけだ。

この意識に達すれば、以降の考察が発展し始める。
練習のプログラムやコンテンツも変わってくる
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2012年09月09日

バスケット練習品質の目視評価法1の続き2


着眼点その1は、パスがノーモーションでリリースされているか?
着眼点その2は、パスが素直な回転を伴って、受け手のポイントに
行っているか?
着眼点その3は、受け手は、ボールを一瞬に受ける指と掌の淵で
キャッチし、その瞬間に次の動作(例えばシュート)の準備がで
きているか?

を見ればよい。

以上の着眼点に改善の余地を見つけたら、練習を止めて、プレー
ヤーに意識改革を求めるのだ。
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バスケット練習品質の目視評価法1の続き1

パスとキャッチも目視評価は、簡単な話だ!

ISOのマネジメントシステムのように、文書化してマニュアルを
つくることもできる。その骨子は、「バスケットする心」に書い
てあるし、ボクも前回、既に、示している。

現実に目にするのは、その骨子に明らかに違反しっぱなしで、練習
と称して時間を空費どころか、悪い癖を習慣化するために浪費・悪
用している場合がある。

一見しては、問題ないように見えても、競技の性格が100分の1秒以
下の優劣を争う点にあるから、評価者に要求される能力標準は高くて
しかもきりがない。

しかし、ここまでは、プレー経験がなくても、理解と意識で、ある程
度分かるようになるが、経験があっても、瞬間における評価を意識し
ないとだめだ。

指導者ともなれば、評価した結果から、改善方法と指導方法を立案し、
実践しなければならない。

サッカーでいえば、ジーコとザックとどっちが優れているか?
の問題になる。
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2012年09月08日

バスケット練習品質の目視評価法1

例を挙げれば沢山あるが、

スが正確か?
キャッチは正確か?

二人の当事者がいる。役割は違う。
二人は共通の上位目標(点を入れる)を目指している。

バスケットは、時間的には、100分の1秒以下の争いをする
のだから、上記の正確か?の評価基準も極めて厳しい。
正確さを長さで表現すれば、センチの単位になるだろう。

以上を踏まえて、練習中に数多く行われるパスとキャッチを
観察すれば、そのチームの練習品質が分かる。
数字で表現することも可能だが、それより、意識改革をして、
直接改善した方が良い。
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2012年09月06日

練習の品質

ボクは、「練習の品質を高める」とよく言う。
与えられた時間に、プレーヤーの技量をどれだけ向上するか、
と言う観点で言うことが多い。
畑語録で「練習とは良い体の使い方を習慣化する行為」と習
っているから、良い体の使い方を頭で理解して、どうやった
ら、短時間に習慣化できるか工夫した上で、集中して取り組
む。

ところが、よそのチームの練習を見ると、外れているのに、
良く出くわす。本来、目と頭と体を連係させて活動する練習
をしなければいけないのに、体だけ動かして時間を浪費して
いるのや、間違えた動きを見逃して、その間違えを習慣化する
のに時間を使っている例を見ることも多い。

言ってることは簡単なことだが、この問題を解決するのは、結
構難しい。通常は、コーチの責任と権限で、プレーヤーとの真
剣な遣り取りを通して直していく。コーチが無能ならだめ、有
能でも、プレーヤーとのコミュニケーションがないとだめであ
る。
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2006年08月25日

FIBA World Cup Chanpionship 10

8月24日夜帰宅して、気になる「日本対イタリア」を見たら、4Q残り2分半、スコアは100-50、イタリアのシュートが外れたのを、ガソル兄と古田がリバウンドで競り合った瞬間、ふたりのトルーソが接触して(ガソルが古田の領域に僅かに侵入して、古田を押しのけて、ボールを自分の領域にタップしたところを審判が反則として、)古田にフリースローが与えられた。反則とはなったが、身体能力の差を感じさせる一瞬でもあった。

今日のゲームは録画してあるから、後でゆっくり鑑賞して吟味することにしよう!結果は大差だけれども、強豪を相手にして、どのようにプレイしたのか、興味深い。

ところで、前日のニュージーランドに惜敗したゲームの新聞論調は厳しい。
「何故、18点差を守れなかったの?後半萎縮してしまったの?」「技術は教えられるが、闘う気力がないのはどうにもならない!」などなど。

折茂選手談話「自分が打つより、自分に相手を引きつけて、他のプレイヤーに打たせた方がよいと思った」、日本的な思いやりあふれた談話だし、大会直前に急遽参加したベテランらしいのだが、日本のシューター折茂に大事なシュートを打って欲しかった。
大事なところで、誰に(誰と誰に)打たせるかは、ベンチの重要指示事項で、その点が不明確だったのではないかと思われる。

上出来の前半で18点差をつけてのハーフタイムの後の3Qで、懸命に対応してくる相手に対して、如何に優位性を維持発展させるか、難しいことではあろうが、後半に入って、シュートに躊躇し始めたあたりで、もしも何らかのインパクトのある指示が出せていたら、素晴らしい結果になっていたかもしれない!

と思わせてもらえることを感謝しようと思う!

原田さんの解説によれば、「デフェンスの圧力が弱くなっているからもっと頑張れ!オフェンスは好きなようにやれ!」がベンチの指示だったらしい。「好きなように」と言う言葉の意味が、言ったコーチと、聞いたプレイヤーの間で違ってしまったのかと思う。コーチは「リスクを冒して厳しく攻めろ!」と言ったのに、プレイヤーは、リスクを冒して厳しくとは受け取らなかった。結局、個々のプレイヤーとしては、挑戦するべき使命が不明確のママになってしまった。

相手のデフェンスはよく対応していたから、前半に成功した攻め手は封じられていた。日本のシュート能力は、かなり限定的だし、厳しい展開のなかでのボール捌きについてもかなり限定的なので、「打つ手がなかった」と言うことかもしれない。

つらい体験だったが、この体験が今後にどう生かされるか、長い目で楽しみにしよう。
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2006年08月22日

FIBA World Cup Chanpionship 7

今日8月22日は、日本チームはゲームなし、明日に備えているに違いない。

これまでのゲーム観戦から、気になった点(希望)を列挙しておくと:

1.メンバーの組み合わせについては、高さ強化の観点から、竹内兄弟を揃えて出場させる時間を長くできないか?シューターは、折茂主体で、体力限界を管理しつつ、網野、川村でカバーか、

ポイントガードについては、柏木は動きの多様性が優れており、五十嵐のやや単調だがスピードと、特長を生かして使い分ける。櫻井は体力の限界まで働いて貰う。

2.攻撃のボールを持たないプレイヤーの動きを強化したい。スクリーンに来てくれるのを待っているのか、動かないでいる間に、相手に捕まってしまい自由度を失っているように見受けられる。スクリーンを読まれて、先回りされ、攻撃停滞の原因になっている様にさえ見受けられる。それから相手の読みの逆を突こうとしても、味方スクリーナーを含めて空間が狭くなっているから容易ではない。相手に捕まってしまうと言う状況にならないようにしておくことがポイントではないか。

むしろ、先ずは、ワンオンワンで、相手をいじめること、具体的には、サイドからサイドヘ、コーナーからコーナーへ、トップから縦に切り込んでコーナーへ、インサイドプレイヤーがアウトサイドへ、など、うるさく付いてくる相手を「柳に風」と受け流して、コート中を引っ張り回す感じが出せないか!相手を動かす中から、逆を取る機会を掴む狙いである。このような動きがないと、パスも単調になってしまう!

3.シュートのノーモーションを心がける(これは時間をかけて練習しないと出来ない技術だが)。とくに、櫻井など、折角抜いてノーマークをつくってもシュートのモーションが大きいから、リリースポイントを予測され、相手に先回りされてしまう。明いたら直ちにその時間・空間でシュートをリリース出来る能力、カバーに来る相手を更にかわす能力が要求されている。そのための技術と筋力を身につける練習が必要だ。

全般的に、気になるのは、見通しなしに、ピボットフットを浮かしてしまう、または、空中に跳んでしまうプレイが多い。シュートはおろかパスもできない。
平素やっている相手とはレベルが違うから、予測の方が狂ってしまうのかもしれないが、それなら、予測の能力を世界標準に合わせて、粘り強いピボット能力を身につけて欲しいものだ。

4.デフェンスリバウンドに入るのが遅い。これは、心がけるとかなり改善される場合が多い。

5.オフェンスが停滞し始めたときのベンチからの形成打開のための指示(作戦)を工夫する必要がある。特定の動き、特定のフェークの実施、シューターの投入、など、閉塞した流れを打破する作戦が是非欲しい。

New Zeeland に、勝って欲しいものだ!
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2006年04月16日

オフェンスにおける身体の使い方の基本(続き)と練習

前の投稿で述べた優位な状況を創成し、且つその状況を活用するためのオフェンスにおける身体の使い方は多様である(デフェンス特有のフットワークはサイドステップとか斜め後方へのバックステップとかに限られる)。各瞬間に以下の各項目が適切に管理されている状態を認識して、永遠の目標としなければならない。
ここの部位の使いかたについては、研究事例が発表されているので、参考になる。

指(両手で10本ある)
手首



背中

股関節

足首
かかと
つま先

以上は身体の各部位の位置・状態に基づいて、決まる、「重心の位置」が自分の身体(トルーソ)のどこにあるか、管理されているかが、重要事項である。個人としての最適位置、そして、相手との関係からの最適位置は、瞬間ごとに変化する。

目指すべき最適位置を判断するのは、目であり頭脳だから、目と頭脳が働き続けていることが必要不可欠なのである。

相手との競り合いのなかで、以上のことを実現するために、ある程度の筋力が必要である。筋力トレーニングはその意味で有効である。私の見解としては、筋力トレーニング(単純なフットワークも)は、明確な目標を持って練習時間に組み込む方がよい。人の持ち時間は、一日24時間、限定された時間内にどれだけの能力を身につけるか!練習の永遠の課題である!
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2006年03月21日

畑語録から_身体の使い方_パスキャッチ

恩師、畑龍雄先生の畑語録の数々は、教え子たちの胸に刻まれているのだが、その中に、具体的に記録として残っているものもある。私が持っているのは「バスケットする心」という小冊子で、現役の主将らに見せたら「たいへん参考になりました」と言っていた。

ここで紹介するのは、パスキャッチに関する畑語録です。具体的で、分かりやすく、紛れのない技術マニュアルです。大学のコーチをしている仲間が、先生の記録を探し出して編集しました。原文は、身体(手足)の使い方に絞って書いてあるのですが、私は欲張って、目や頭脳も身体の一部という解釈で、視野・思考・判断についての文章を付け加えました。畑先生の簡明な文章を汚してしまった懸念がありますが、どんな練習をするにしても、ソフトが働かなくては有効にならないので敢えて付け加えました。

もっとも、私達は、このように書いた文章を通して技術を習ったわけではありません。身振り手真似と口頭で指示されて、やってみて覚えたのです。その後同様にして人に教えたこともあります。技術の指導、習得には、書いたものを通してでは難しく、身振り・手真似・手取り足取りのプロセスが必要不可欠です。しかし、技術を指導する立場に立てば、以下の文章のように簡明に技術を説明できなくては、効率よく指導をすることは出来ないでしょう。

もう一つ前置きをさせていただくと、1月27日の投稿「英語スピーチ練習、巨漢・好漢チビこと岡山さんとの邂逅」の中で、岡山さんが「ボクも畑先生に習いました」と言ったのは、以下に示すマニュアルのうちの「ボールを受け取る事の要領」の部分です。

前置きが長くなって恐縮ですが、お許しください。いよいよ以下にお示しします:


キャッチ
*「キャッチの一瞬前に床から両足を離し随意の方向に跳び、キャッチしたら出来るだけ早く、随意の向きで、随意の足から、(有利な体勢で)床におりられるようになれ」

*「キャッチの動作で相手の意表をつき次のシュート、ドリブル、パスのための有利な体勢をつくることができる」

*「ボールを受け取る事の要領」
手、手首、指、を極端なほどやわらかく、ふらふらにしておいて、10本の指先が同
じ瞬間にボールに触れるようにせよ。特につかもうとする必要はなし。左側に来たパスは左手、右手に来たパスは右手を、パスの方向に直角に出して(シングル・ハンド・キャッチの要領)ボールの運動量を吸収し、もう一つの手で支えることによってボール・コントロールを充実する。高いボールには指先を上に向けて、低いボールには指先を下に向けて、指先がボールの向こう側までとどくだけ手を十分伸ばせ、両肘を出来るだけ近づけるつもりで。

* 「キャッチの動作中の視野・思考・決断の維持」
キャッチした後の動作は、1. ボールの保持、2. フェーク・ピボット、から、3. シュート、4. ドリブル、5.パスのいずれかを経て終わることになる。周囲の状況を把握して、自分の持っている技術のなかから最適な動作を選んで実行するために、キャッチの動作中も、視野を保つことと、思考と決断を維持することが肝要である。


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