2013年07月22日

ボールハンドリングは多様だが、もっと大事なことは?

いろいろなパスがあることを述べたが、パスの発射点が、体の上下で5段階、左右と中央で3段階として、15の発射点がある。ボールを、その発射点の一つから他の位置に移動することによって相手との関係を有利にすることがある。移動する間に相手はボールをたたいたり掴んだりして邪魔立てするから、ボールは体でカバーする。ボールを動かし方は、15の自乗、225通りある。そのような多様な動かし方をなるべく沢山出来るようにした方が有利になるし、沢山の動かし方を身につけること自体はそんなに難しくない。各自、ボールを持って鏡の前で訓練できる。やる気ならやればよい、成果につながることは間違いない。

しかし、体の使い方は微に入り細に入り際限ないので、いくらでも解説できるし、時には細かい解説が有効なこともあるが、それよりずっと大事なことは、状況を見ること、把握すること、判断して、決断することである。勿論、これにも訓練が有効で、体も鍛えられていないと、健全な決断に至らない。その訓練を効率よく行うためには、意思と知識が必要であることを認識しなければいけないし、知識の伝達や共有のためのコミュニケーション能力、個人としてもチームとしてもコミュニケーション能力がないと上手くいかない。

我々の仲間には、制御工学の第一人者もいるが、制御工学の現在の水準では、バスケットボールの制御には役立たない。逆に、制御工学の研究課題は、バスケットボールの現場にたくさん転がっていると言えるのではないか。閑話休題!

チーム強化の点で重要なのは、競争力の先端水準の現象を把握して、問題を明確にして対策していく水準でのコミュニケーション能力である。これには、固有技術をしっかり管理出来る管理技術が必要になるのだが、この水準のコミュニケーションは現実には非常に難しく、その世界の人同士でも十分にコミュニケーション出来ている例は少ないのではないか?

よく現役に言うことは、よく見ろ判断しろ、判断が体の動きに遅れるな!遅れたらスピード違反だ!
意識的でも無意識でも判断が先行すように練習し、プレーしろ!strong>
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シュートに繋がるパス

パスの種類は沢山ある。片手・両手、アンダーハンド・オーバーヘッド、プッシュ・フリップ、ループ・バンド、など。両手のプッシュパスは、一つの構えからノーモーションで多方面にパスを発射できるからもっとも多用される。プッシュパスにも多様な種類があって、発射する高さについて、肩・胸・腹・膝とあるし、それぞれ球が手から離れるメカニズムに違いがある。横方向の発射位置について、左・右・中央と数えると、プッシュパスだけでも4×3=12種類と数えられる。それぞれのパスのタイプについて練習しないと出来るようにならないが、少しの時間で習得できる。パスの種類の選択と切り替えについても、先ず、基本的には出来る状態にならないといけない。習得のレベルは無限で、各プレーヤーの能力と直結する。

パスは、受け手が次のプレーをやりやすいようにするもので、所謂「顧客満足」が目標になる。具体的には、ノーモーションで、正確なパスを出すことが目標になる。

パスは、攻撃プレーの繋ぎ、人間社会に例えればコミュニケーションに似ている。
ボールをシュートエリアに運ぶのに使われるパス、相手の守りを混乱させるのに使われるパス、それに、シュートに直結するパスに大別してもよいだろう。

前のゲームの後で、周囲の状況を見て判断することにより、ボール保持者とパスの受け手の間合いとお互いにミートする動きの精度を高めることを話したので、今日のゲームの後では、シュートに直結するパスについて、具体的に取り上げて技術を磨くことの重要性を話した。
どうも、具体的に取り上げての練習に時間を割いていないようだった。45度からハイポスト、ローポストへのパスの供給については、自分の相手とトリプルスレットで対峙する中から、適切なパスが味方に届くように、必要な技術を身につけないといけない。45度から、逆サイドのコーナーに待機している味方にオーバーヘッドで良いパスを通す技術も同様である。
今日のゲームの相手は、ピックオフプレーから、バウンドパスを通すプレーを練習中の様で、果敢にトライしては失敗するケースが目立ったが、うちのチームより先進チームだったといえる。
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2013年07月21日

パスキャッチと同時にシュートポジション完成他

コートに入ったら、うちのチームはシュート練習中、2グループに分かれて、Aグループの先頭のプレーヤーがボールを持ち、Bグループの先頭がシュートの場所に動くのにパスする、Bのプレーヤーはボールを受けてジャンプシュートする。プレーヤーは、それぞれの別なグループの末尾につく流れでよく見かけるシュート練習のグループ活動である。

見ると、問題が二つ見えた。
(1)パスがシューターのスィートスポットに行かないでばらつく
(2)シューターの動作は、次のようになっている:
1.走ってきて、軽く飛び上がる
2.空中でボールをキャッチ
3.第一歩目を着地
4.第二歩目を着地
5.膝を曲げ、背筋を伸ばし、ゴールを見る

6.ボールをシュートする位置に移動しつつ、飛び上がる
7.ボールをリリースする

以上の工程の問題は、同時であるべき、2.3.4.5.を順番に行ったのでは、無駄な時間を生じて、相手方に対応する余裕を与えるので不利であることが自明である。時間の長さは、多分10分の1か2秒程度だろうが、1メートルぐらいは走って移動できる時間である。その上、各自が注意さえすれば容易に改善できる。改善しないで放置すると、無駄な時間を費やしてシュートする悪い癖をつけるために練習時間を使っていることになってしまう。

この際は、年の効を活用させてもらって、即刻、介入してカイゼンを促した。意識してやれば簡単にできることだから、シュート練習が、引き締まり、成功率が向上したことは言うまでもない。

直後に行われたゲームでも、チームとしてのシュートがいつもより引き締まっているように感じたのは気のせいでもあるまい。

「どういう方法で練習するのが効率がよいですか?」という質問が出なかったのは、ちょっと不気味だが、個人でも出来ることなので、早急に実効に繋がって欲しい。
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2013年07月09日

コーチの目線でゲームを見る_4

バスケットを科学する:

大学の社会人教育講座に「サービス科学」があった。それなら、当然「バスケットの科学」があって然るべきである。

既にニュートンの諸法則を活用しているし、IEの時間研究、動作研究、動線分析、連合作業分析、生産・品質管理のPDCAサイクル、問題解決、コミュニケーション・リーダーシップ、医学でも運動神経と関節・靭帯・筋肉に関する知識、など科学的アプローチを利用している。ただ、これらの知識の活用法が、体系化されているとはいえない。それは、既に述べたように、「現状の把握と関係者間での共有」が、現実問題として難しいことに原因がある。

私の理解するところでは、畑先生は、自分の頭の中では、前述のメモに記録される状況情報をかなり把握しておられて、必要に応じて、教え子たちと情報を共有して、私たちを指導しておられたのだと思っている。私が接した他の指導者で、そのような状況把握が出来ていたと思われる人を知らない。

畑先生の指導法は、「何をやれ」について、いつ、どこで、どのように、が明示されている。5W1Hが明示されていて、「正確にやれ」という指示が具体的な意味を持っている。その体の使い方を、ゲームのどの場面で実践するのか、初期の訓練から、実践段階まで、段階を経て組み立てていくわけである。新しい技術を開発して宇宙ロケットを打ち上げようとするのと考え方は全く同じである。

畑先生は「へばったら頑張れ」という素晴らしい論考を書いておられるが、これでは、具体性に乏しくて分からないよ、という人が多い。読み手の方に感応する下地がないと伝わらないらしい。

という訳で、このブログは、バスケットを科学することを方針としたい。その第一歩は現状の把握、問題点の明確化である。
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2013年07月08日

コーチの目線でゲームを見る_3

チームは、練習熱心、よく走るが、バスケットのシステムとしては、無駄が多いので、改善の余地が大きい。自分たちで、問題を解決して良くなりたいという気持ちが強い。良いヒントに感応すれば、大幅に改善される可能性がある。

ゲーム終了後に、円陣を組んで挨拶に来るメンバーに話すだけだから、どこまで受け取っているのかは保証できないが、最近指摘した点は、凡そ次の通りである:

1.ターンオーバーをなくせ;スコアシートに数字になっているので、自発的努力に期待しているが、改善に個人差がある。

2.常に、目と頭を働かせろ!そして、身体を動かせ!

3.バスケット特有の体の使い方は、反復して習慣にしろ!ピボットの訓練をせよ!

4.自分が打つシュートを反復練習し、ゲーム中は、そのシュートチャンスにはシュートせよ!

5.ボールを受ける瞬間は、シュートチャンスと心得よ!

6.ドリブルしてシュートより、パスを受けてシュートの方が成功率が高い。

7.味方同士の連携を良くせよ!味方の邪魔するな!ボールマンが、パスしたいときに受けに出ろ!相手いる味方にパスをせよ!

8.リバウンドに駆けつけろ!

などであるが、以上のコメントは、現場の観察、前述したようなメモによるもので、時間があれば、各プレーヤーと具体的状球を共有して、課題に落として、練習方法をそれぞれ工夫することができる。逆にいえば、そのようなことを可能にするように、前回示したようなメモ魔になる必要があるのである。
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コーチの目線でゲームを見る_2

メモ魔になって観戦する:
目的は、後刻の状況確認、動画やスコアシートと照合して問題分析改善策立案を助ける、関係者と情報を共有して具体的に検討することを可能にする、などである。

オフェンスの中で稼働する要素は、11ある。ボール一個と、10人のプレーヤー。従って、11の要素が、目標となるゴールに関して、時間、空間の中でどう動いているか、出来るだけ重点的に観察してメモしておくと、後に続く検討の有効性と効率が良くなる。

一つのオフェンス(最大24秒)ごとの単位で把握する:

オフェンスの初めと終わり:
オフェンスの始まりは、(1)相手の得点後、エンドラインから、(2)味方のオフェンスリバウンドから、(3)相手のターンオーバーから、または、味方のスティールから、ボールを奪取して(4)その他のアウトオブバウンズから、の4通りのいずれかで、タイムアップ以外は、24秒の攻撃をすることができる。

一つのオフェンスの終わりは、(1)シュート、(2)ターンオーバー、(3)反則、の3通りとしてよい。

一つの要素、ボールに注目して、ゲームを見るのは、普通のやり方でそれほど難しくない。ボールに対するアクションは、パス、ドリブル、シュートと保持の4通りしかないから、追いかけるのは簡単である。そこで、個々のアクションが行われた位置と時間をメモ帳に用意したコートの図にメモしておく。そのオフェンスの初めと終わりの位置と実施したプレーヤーをメモしておく。

1回のオフェンスを通して、ボールをプレーしたプレーヤーの動作や相手との相互動作について、当事者を中心に、状況を明らかにできる。更には、ボールに直接プレーしなかったプレーヤーが、どのような役割を果たしていたのか、も明らかにできる。

極端に言うと、一つのオフェンスをメモするために、6個のコートを用意する。ボールに1個、5人の味方プレーヤーに対して、1個ずつ、という訳である。コートの平面図に、24秒のz軸を加えれば、時間軸に対して、各プレーヤーがどのようにプレーしたかも解析できる。

各プレーヤーについて、瞬間瞬間の状況を特定して共有すれば、一例として、以下のチェック項目で考えると、具体的な練習方法を考えることができる:
・見ていたか?
・頭に入っていたか(味方・敵の動き)?
・相手に対して支配していたか・支配されていたか?
・予想していたか?
・準備していたか?
・貢献したか?
・反省点?
・練習すべき課題の発見?

一つのクォーターで、13〜30回ぐらいの攻撃回数(1チーム当たり)があるので、メモし易いように準備しておくと、簡単にメモできる。このメモがあると、ある特定のオフェンスについてだけのメモでも、関係者とレビューする場合に場面を特定でき、共有できるから、議論を深めることができる。
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2013年07月06日

コーチの目線でゲームを見る

4月から、現役のゲームを数回見る機会があった。ゲームを見る機会には、周りに迷惑がかからない範囲に留意しつつも、コーチの立場で「もっと強くするには、どういう練習をしたらよいか」を考えながら見る。現役も、ゲーム終了後コメントさせてくれるから、できるだけ効果が上がるように考えてコメントするが、時間や場所の制約のなかで、熟慮して行うことにしている。その中から、いくつか思いついたこともある。思いつくといううことは、発見だから、本人もハッピーになるし、現役の啓発に繋がればこれ以上嬉しいことはない。

現役のゲーム以外に、NBAファイナルの第3戦と第7戦をテレビでじっくり見た。この場合も、コーチの立場で「もっと強くするには、どういう練習をしたらよいか」を考えながら見る。第7戦ともなると、両チームとも死力を尽くして戦い、凡ミスは少なくなるので、放ったシュートの成否に掛ってくるが、極限状態でのボディーコントロールの成否によって結果が分かれると言えて、プレーヤーの年齢とか資質との関係もあり、それを強化する練習法は極めて高度なものになる。

バスケットのゲーム展開は非常に速いから、まず、見るのは大変である。10分の1秒前後の動きを捉えることを要求される場面もある。ゲームの状況は、ICTを用いれば、動画で容易に記録でき、後でレビューして、ストップモーションを利用して、問題点を発見し、改善策を考えることが可能だが、短時間に、他の生活を阻害しないようにするには、ゲーム観戦中に、出来るだけ多くの情報を観察・解析して、結論を出していかないと、実践的ではない。

ここでは、私が実践している方法を何回かに分けて紹介する。
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2012年06月19日

NBAファイナル観戦1

第3戦3Q残り3分を切って、サンダーが3点リードしている。
第2戦までで、気づいたプレーがあったので、忘れないうちにメモしておく。
2012年3月24日にシュートを巡る空中の攻防についての論考を掲載したが、
ヒートのウェードとレブロンが、近距離のシュートで高いループで、バック
ボードを使ってシュートするシーンがいくつかあった。
書き終わったら、ヒートが逆転して、3Q終了。
4Qは両軍デフェンスを固めて、互いにターンオーバーを繰り返している。
凄いプレーの欧州!
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2012年03月24日

シュートを巡る空中の攻防の考え方


ジャンプシュートのリリースポイントの考え方

豪快なジャンプシュート と 素早いジャンピングシュートと、
どちらが有利か?

ゴール目指して10センチの隙があれば、シュートを放つことができる。
ボールの直径は23センチぐらいでゴールリングの直径はその2倍ぐらいある。
10分な精度のシュートを放つことは可能であろう。

空間は重力の場であり、重力の場でボールも人間も放物線に沿って飛んでいく。

シュートとシュートブロックの争い
この要点を踏まえて、シュートとシュートブロックの関係について考えてみる。
ゴールから7メートル離れた距離から3点シュートを狙うとする。
床から200センチの位置でボールをリリースする。
シュートのアーチの最高点が6メートルの例について数字を示して説明する。

(身長191センチのLin選手の場合は、数字を変えて計算すればよい)

近距離のシュートでも、大切な原則があり、国際レベルのゲームでも、誤った
シュートを選択している例が見られる。

詳細な解説は、URLをクリックすると、「畑龍雄先生のお墓ともっとバスケット
の最近のバスケ随想と論考」(日本バスケットボール振興会誌掲載)を読むことが
できます。

http://db.tt/qmCR4CI4


バスケットのレベルアップには、必読です。
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2011年03月09日

長友のビッグプレー_技術の教え方提案


長友のビッグプレー_技術の教え方提案

先に紹介したプレーを、「どうやって教えるか」が、専門家の課
題だ。畑先生に習った教え方を発展すると、以下のようになる:

3つの動作のうち、1はだれでもできる。ただし、このときの姿
勢の要点は、背筋が伸びて(反って)いること。左軸足の上に、
バランスが安定していること。

2の要点は、目と判断、後ろから迫るデフェンダーの動きの方向、
重心・体の軸の位置、を把握して、衝撃を受け止め(ぶちかまし)、
力点を定めて押し込み、おっつけてそっぽを向かせる動作の設計、
実行を可能にする。同時に、おっつけた反動で右足軸で左に体を
ねじり、左足でシュートする準備をする。シュートの回転軸は、
すなわち重心は、右足の上になければならない。
この瞬間の長友の約200の関節のうち主要な関節は、どのような
角度にセットされ、機能しているか!


2から3への要点は、筋力と柔軟性。前半の動きは、左足1本が
軸足、衝撃受け止めからおっつけは、両足着地だが、左足から右
足への体重移動があり、3は右足軸足で、脛がグランドを並行に
なるほど左足をボール位置まで伸ばして(股関節を広げて)、バ
ランスを維持して振りぬいている。

練習・指導方法
1.以上の分析で得られる動きのモデルを、反復してやらせる。

2.反復訓練の状況を観察(結果のモニターが必要)して、必要な筋
トレや柔軟体操のメニューを計画して実施する。

後記
畑先生は、ビデオもU-TUBEもない時代に、生のプレーを観察して、
この手法で指導された。尊敬を新たにする次第である。
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2011年03月08日

長友のビッグプレー_バスケットボール専門家の目で見た



ハイライト中のハイライトは、長友のシュートのシーン:
0.5秒のなかに、大きく分けて、3つの動作がある。
2と3が圧巻である。
皆さん、自分が長友になったとイメージして、体の使い方を理解
してみてください。

1.ゴールを背にパスを右足で受けて、自分の左前に落とす。

2.その直後(約100分の10秒)に、左後ろからチャージしてくる
デフェンダーを右肩・腕で受けて押し込み(軸足は左、体をねじ
って、ボールを受け終わった右足をゴール方向に踏み込む)、
左手をでフェンダーの胴体側面におっつけて、回転させるとともに
自分はその反動を利用して、体のねじりを戻す。デフェンダーは
押し込みで、仰け反り、おっつけでそっぽを向いて、ボールとシ
ュートコースから遠ざかる。

3.長友は、右足を軸足として、左足を振りぬいてシュートした。


パスカットからシュートに至るプロセス:
ジェノアの攻撃、中央から左サイドへのパス、左SB(ボールと逆
サイド)の長友は、中央付近を守りに来ている。
1.右SB-player aが上記のパスをカット、ワンタッチでハーフライン付近
のMF-player bにパス、aは縦に走る。
2.bはトラップしてbにパス。
3.aはワンタッチでbにパス。
4.bはワンタッチで逆サイドに長いパス。
5.player cがサイドライン(ハーフライ付近)いっぱいでトラップ
して走ってきた長友(d)にバックパス。
6.長友は、ワントラップして横に来たplayer eにショートパス、縦に
ダッシュ。
7.player eは、長友にワンタッチパス。
8.長友は、ゴール方向に高速ドリブル、4つ、4つ目を中央のplayer f
にパス。
9.player fは、右前方に鋭いドリブル、5乃至6して、逆サイドの
player gにパス。
10.player gは、トラップ後、ひとつタイミングを調節して中央の
player hにパス。その時、長友は、player hの左前方4〜5メートルで
ノーマーク。
11.player hは、ワントラップ後、長友にパス。
12.長友は、ワンバウンドしてくるパスを右足で受けて、ハイライト
シーンとなった。

シュートを含めて、12個のパスのうち、長友は3つを実施している。
長友のボールタッチ回数は、合計8回で、シュートだけが左足だった。

すべて凄いが、特筆すべきは、「ぶちかまし」と「おっつけ」、日本古来の伝統
文化、相撲の極意である。重心、支点、力点、モーメントを上手く管
理して成果(相手を仰け反らした)を出す極意なのである。


勿論、バスケットボールでも参考にする点が多い!


http://youtu.be/gMSc1AzKd1w

★URLをクリックすると、3月6日のインテル対ジェノアのゲームの
ハイライトの動画を見ることができます。


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2009年02月25日

五十嵐 圭、司令塔として一段の飛躍に挑む

「バスケットボールやってる!」という家族の警告を受けて、仕事を中断してテレビの前に釘付けで、NHKの特集番組を見た。

日立の五十嵐選手は、ルックスが素晴らしい上、プレーのスタイル・アチチュードもよく好感度抜群の選手として、バスケットボール人気の高揚に貢献している。

番組は、スピードを生かした点取り屋から司令塔への脱皮を目指す同選手の取り組みを、コーチ、チームメート、同じ歳でライバルの田臥選手との交流を交えて紹介していて面白かった。

五十嵐選手の「チームメートをよく見る」取り組みの成果で、チームは宿敵アイシンを打ち破ったが、田臥選手との対戦では、課題が残った。

バスケットボール・コンサルタントとしてのコメントを求められれば、「チームメートをよく見る」は、ポイントの一つだが、もっと急所を突いた課題の設定の方法がある。

それは「プレーとプレーの間の心技体の管理」だ。

青木 功は「体技心」だと主張し私もこの見解には同感だが、五十嵐選手の場合には「心技体」だ。

「プレーとプレーの間の心技体の管理」とは何か。読んで字のとおり。

これを説明すると、話が細かくなって、先輩から、「お前の話は畑先生の話より、もっと分からない」といわれそうだから差し控えるが、説明して理解してもらって、現場で手取り足取り指導も必要だろう。

久しぶりにテレビ釘付けの楽しい時間だった。
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2008年02月11日

コービー・ブライアントは巧い!

コービー・ブライアントは巧い!
といっても、何をいまさら?と言われそうだが、
先日のマジックとの一戦をみて、改めて、納得した:

何故、あのような素晴らしいプレイができるか、というと、
身体の使い方が上手い、どのようなことかというと、身体は重心の周りにまとまっている(重心の上に頭がある)から、慣性モーメントが小さい、従って相手の弱点に向かって素早く動ける。シュートもできる。もう一つ感心したのは、ドリブル中のボールが、重心に近く、相手からは遠いサイドに維持されているから、方向を鋭く変えることができる。

このことが、一瞬、一瞬、所を変え、姿勢を変えて出来ているからすごい!

私の持論「バスケットは、一瞬、空間の一点を争うゲーム」のプレイヤーとして表彰するに値する。

さて、このようなプレイヤーになるためには、どのような練習法、または指導法があるだろうか。

しかも、チームに参加したばかりのガソルへのパスも素晴らしく、二人で60点を超える得点を挙げて、レーカーズの勝利に貢献していた。
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2006年05月14日

デフェンスにおけるスタンスの選択について 増補改訂

2005-7-17前後に、このテーマで投稿した。投稿の内容は、スタンスをオープンにするかクローズにするかは、状況次第!デフェンスの状況は多様である!というもので、デフェンスの主要部分である1vs1のデフェンスについて掘り下げることをしていなかった。

最近この点について、Y. HISATAKEさんからご指摘とコメント(投稿)をいただいたので、さらに、研究を進めることが出来る(乞うご期待)


昔の大プレイヤーのなかに、マンツーマンでオープンスタイルのディフェンスをしていたひとをしっているのだが、オフェンス技術が向上した現代では、バックサイドにブラインドを作るオープンスタンスのマンツーマンでは付き切れないと思います。

マンツーマンはクローズで、ゾーンはオープンでつく、従ってこの議論はマンツーマンで押し通すか、ストロングサイドはマンツーマンでつきウィークサイドはゾーンの原則(オープンスタンス)を入れるかの議論と推測しますが、その辺の言葉が足り無いような気がします。

コーチした複数のチームのいずれもオープンスタンスをギャンブルに使っているので、原点に戻す必要が有ると感じクローズで押し通すように指導していますが、オープンスタンスはどう云うスタイルなのか?技術的にどうつくのか?非常に知りたい所です。

YH


YH-san

私は、久武さんのデフェンス記述を拝見して、「なるほどそう考えるのか」と納得しています。
スタンダードな付き方として、必ず身につけさせるのが妥当だろうという意味で!

トヨタのパーキンスのような、レベル優位なプレイヤーがどう付くか、とか、NBAのデトロイトなど、非常に積極的にデフェンスするチームのプレイヤーは、どのように使い分けているのか、とか、次の機会に、その点に注目して観察してみたいと思います。

また、原則はクローズとしてデナイ圧力が掛かったやりかた、では、例外を用いる方がいいケースの条件は何か、例えば「バックサイドに脅威やリスクがない」とか、「デナイが重要でない、または、オープンの方がデナイに有利な場合」とかを明確にすることも興味ありますね。それも、そのチームの戦略・戦術、プレイヤー同志の特性などによる面も多々ありそうです。

機会を見つけて、さらに興味ある議論が展開しそうですね。

鹿子木

From YH
昔の大プレイヤーのなかに、マンツーマンでオープンスタイルのディフェンスをしていたひとをしっているのだが、オフェンス技術が向上した現代では、バックサイドにブラインドを作るオープンスタンスのマンツーマンでは付き切れないと思います。

マンツーマンはクローズで、ゾーンはオープンでつく、従ってこの議論はマンツーマンで押し通すか、ストロングサイドはマンツーマンでつきウィークサイドはゾーンの原則(オープンスタンス)を入れるかの議論と推測しますが、その辺の言葉が足り無いような気がします。

コーチした複数のチームのいずれもオープンスタンスをギャンブルに使っているので、原点に戻す必要が有ると感じクローズで押し通すように指導していますが、オープンスタンスはどう云うスタイルなのか?技術的にどうつくのか?非常に知りたい所です。
YH

From YH
名前が出るのは恥かしいので、イニシャル程度でお願いします。
オープンスタンスで知りたいのは、ウィークサイドでオープンスタンス
に構えていて、ポストへフラッシュされた時のチェックするステップ
ワークとパスをフロートされた時にマークマンに戻るステップワーク
の二つです。
今年、テレビで男女のオールジャパンを見ましたが、このレベルで
もヘルプは上手とは言えず墓穴を掘っていた。
先ずは1対1でディフェンスの責任を果たすことと、ヘルプに行く時
はオフェンスのどの動作の時に行くかの原則を決めておかないと、
抜かれたでは行くヘルプは殆んどファールを取られ、結果マイナス
になっていました。
全日本のトップレベルですら、この有様ですから上辺だけでクローズ
オープンの議論は危険なのかも知れません。 
YH



YH-san
イニシャル程度の件、そのように致しましょう。

>オープンスタンスで知りたいのは、ウィークサイドでオープンスタンス
>に構えていて、ポストへフラッシュされた時のチェックするステップ
>ワークとパスをフロートされた時にマークマンに戻るステップワーク
>の二つ

この分野については、私は未知・未経験で、よく分かりません。これも、次ぎにゲーム(ビデオ)を見るときの興味ある見所となりますので、お礼を申します。

先日Tさんとの会話の中で、私「あそこは大きくて、やられてしまったようだ」T「彼らはフロートパスのレシーブ技術が不完全だから、徹底して前に付かせると機能するんですよ」私「なるほどね。そのデフェンスの教え方を考えねば・・・」

昔、畑先生が教えたことの一つに、ポストへのフラッシュについての攻防の要点は、フラッシュするコースの要点となるポイント(位置)へ歩を持って行く早さの争いだ!と言うのがあって、その一歩の早さ(パット足をそこへ持って行く)を攻める立場・守る立場で訓練した記憶があります。私も教えるときにやらせました。

このエリアのデフェンスプレイの項目としては、自分のマーク、パスカット、カバー、リバウンド等があるので、ボールの展開を見て、予想して、判断して、動く、プロセスの連鎖がとぎれないことが肝要で、スタンスの選択によって、視角が変わりますので、普遍化するには、そのあたりの整理も必要でしょうか。

それと、自分のマークへの上記のような対応と、抜かれた方への対応とでは、時間的なちがいもあるか、つまり、自分のマークへの対応については、100分の数秒レベル、抜かれてきた方へのカバーは、100分の10秒レベルで、いつ気付くか?とか、いつ動き出すか?いつどこへトルーソーをセットするか?手を出すか・出さないか?など、いろんな要素が入ってくるのでしょうか。

NCAAでフロリダ大にノアというFWがいますが、たいへんよく働くプレイヤーでご覧になると面白いと思います。シュートブロックが多いのです。  
鹿子木


From YH
ビッグマンの前に立つのは技術的には簡単ですが、凄く勇気が
いるのと、ヘルプでの約束ごとが必要です。
つまり、前に立つとフロートパスは阻止出来無いので、ウィークサ
イドがフロートパスを責任を持ってディフェンスしなければ、機能し
ません。

Tさんがどう云う意味で言ったのか分かりませんが、ビッグマン
を有するチームがフロートパスが下手とは考え難いです。

もう一つ、ポストマンのディフェンスは当然クローズで、ボールの位置
を変えながら、ポストマンの周りを一周するステップワークの練習を
します。

問題はポストにフラッシュされる時、パスレーンへの出足の一歩勝負、クローズだとサイドステップでつくので良いのですが、オープン
だと半クロスステップでボールサイドを向いてのディフェンスなので、
出足が遅れるとクローズに比べ、傷が深くなります。

だから、オープン説の人達はステップワークをどの程度まで考えて
採用しているかを知りたいのです。  
YH

YH-san
ご指摘の局面で「オープン説」に固執する人、いるのでしょうか?
もし、長島(1952年慶応大学全日本制覇のセンター)さんがそうなら、伺ってみないと?
鹿子木

From YH
オープンスタンスはステップワークの訓練がより要ると思いますが、
オフェンスへのプレッシャーが大きいので、どちらが有効かと聞か
れれば、ゾーンの原則を入れたマンツーマンと答えるでしょう。

問題は仏作って魂入れずのディフェンスになることです。
T大がそうであったように、インサイドのボールには常に2〜3人
がかりでギャンブルに行き、10回に1〜2回奪えれば、あとはやられていても大成功と誤った考えを持つことです。

従って、オープンスタンスはどのような基本的な訓練をするのかを
知りたいのです。
特別な訓練なしに出来るディフェンスでは有りません。
YH


YH-san
論点があっているのかどうか自信がない部分がありますが、
オープンスタンスの場合、ゾーンデフェンス的性格が増えますね(どう呼ぶかは問題外)。
オープンスタンスなら、足の動きの自由度は遙かに大きい、直接対決している相手のトルーソよりも、その他全体を対象として動きます。
その場合、どの瞬間に、どの場所に居たか・どこまで駆けつけていたか(ボールが空中にある時間内に)、が先ず問題で、次ぎにそこでどのような体制を整備・または発動したか、を問題にします。

私なら、練習方法として、一例に過ぎませんけれども、適当な位置に配置した3人か4人のパスまわしを、2人に追いかけさせて、瞬間瞬間の上記の位置等(具体的に指示)を厳しくチェックします。特定の足・腰・その他身体の使い方に改善可能な点を見つければ、その点の指導方法を工夫します。

例示されたギャンブルデフェンスの判断基準の間違いについて、まったく同意見ですが、これは、コーチの責任ですね。
鹿子木

From YH
コーチの責任と言う点は仰るとおりだと思います。
練習方法もマークマンへの戻り方ではその種のドリルになると
思います。
その場合、一度クロスステップを入れてからの戻り方になると
思います。
もう一つ、ポストへのフラッシュに対しては昔から有るボール
サイドに身体を開いた半身のディフェンスになると考えています。
自分なりの構想は持っているのですが、経験に勝るものは
ないので、聞けたらなあと思う次第です。
YH

YH-san
大体そんなところですね!

たいがいのクロスステップの足使いの訓練は、オフェンス練習の中で行われます。
前に出した足を後ろに移動する(つま先を後ろに向ける場合とサイドステップの位置までの場合)動作は、別途取りだしメニューが必要という人もいるようです。

畑公の言葉に「デフェンスとは回されることだと覚えたり!」・・・回され強くなれ!・・・だめもとのギャンブルの戒め!を含む
鹿子木

From YH
色々させてみましたが、クロスステップとサイドステップはボールを
使ってペッパーパスでやらせるのが一番効果がありますね。
ついでに、レシーブのストップも決めてやらせるのが良いです。

昨日Mには、畑語録はシンプル過ぎて、I部のような素人に
は咀嚼出来無い点も有るよと言っておきましたが・・・。
YH

YH-san
いろいろな要点を盛り込んだドリルが有効ですね!盛り込んだ要点の品質管理レベル(よし・わるい・もっと・こうだ)をよくして!これを練習でどれだけちゃんとできるかが、コーチの使命!チーム力の差ですよね!

畑語録は、「私たちしつこく言われて、手取り足取り教えられた」ものは、身に染みついていますが、そうでない人は「そんなこと当たり前じゃない!」と受け取ることが多いかな?と思います。但し、チビこと岡山さんが習ったというパスキャッチの分は秀逸だと思います。
鹿子木


posted by BB Consultant at 11:54| Comment(0) | TrackBack(0) | プレイ研究・時間研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月02日

技術を形式知にしよう!

先日も紹介したが、技術の形式知化に熱心に取り組んでいる友人がいる。往年の名選手で、名前を書けば多くの人が知っている。今日ご紹介するものの他にも、形式知化の作業は進んでいるが、今日は最近の例を紹介しよう!

工夫しつつ練習に励むプレイヤーは勿論、指導する立場の人たちも、参考にすれば、練習の有効性・効率性が格段にアップすること請け合いである。

大先輩のホームページを拝読させて頂き、二言だけ意見を述べさせ
て頂きたく、ご無礼をお許しください。

@距離を決めるのは眼であり、頭脳である。

 表現の仕方の違いだと思いますが、私は眼は単なる物差し、頭脳
 は測定機で、判断するのは眼でも頭脳でもなく、勘だと思います。

 相手の能力と自分の能力を瞬時に判断して、距離を決めれるの
 は練習の繰り返しで蓄積された勘、専門書には反応と云う単語で
 書かれて有りますが・・・。

Aフットワークとは、どう云う意味なのでしょうか?

 足腰が強いことを【フットワークが良い】と思っていたのですが、最近  
 日本語訳の専門書を読んで、単に強いと云う意味でなく、ワークとは 
 言葉通り【働き】のようですね。

 原語で読まないと分からないですが、強いのでなくテクニックを意味
 しているのでは? 即ちフットワークとは足技の意味。 

 従って、フットワークを鍛えるとはピボット&ターン、Vカットやカット
 バック、或いはスクリーンへのジャンプストップ&ピボット、勿論ディ
 
 フェンス時のスライド等のステップを練習することで、筋力を鍛える  
 ランニングやストップ&ダッシュはフットワークでなく、単なる筋トレ、
 と考えを変えたのですが・・・。             久武 康成


久武さん、

「投稿」、有難う御座います。
素晴らしい内容だと思います。私のブログに、そのまま載せさせていただければ、幸いですが、如何でしょうか?

「勘」!技術に限りませんが、「能力」を構成する大事な要素だと思います。
目、頭脳、も、勘も、「身体」の一部と考えてしまいましょうか。天与の部分と、後天的に学習したり(学習するのは頭脳か?身体で覚える?と言う言葉もある?)鍛えられる面がありますね。

手元の辞書を見たら:
かん【勘】
(an) intuition; 《口語》 a hunch; a sixth sense
句例
勘がいい[悪い] be quick [slow] to understand; 《口語》 be quick [slow] on the uptake; 《口語》 be quick [slow] to catch on
外国語に対する勘がいい have a good linguistic sense
勘が当たる one’s hunch proves right
勘を働かす use one’s intuition; 《口語》 play a [one’s] hunch
勘に頼る trust one’s intuition
勘で分かる know something by intuition; feel something in one’s bones

「勘を鍛える」ような、引例は見あたりませんので、英語では「勘は持って生まれたもの」と受け取るのが普通なのかもしれませんね。

「働く」と言う字は、「人プラス動」ですから、「手足腰、目、頭脳、勘」すべてを動かして活動するの意味です。私は、コーチや選手達に「もっと、(よく、沢山、効果的に)働け!」と言います。バスケットボールに限ったことではないですが・・・

以上は、畑公から習ったことの展開ですが、まだ、畑公の領分をでていないかもしれません。

以上、長文になってしまいましたが、全体をブログに載せましょうか?お返事ください。

鹿子木 基員  


posted by BB Consultant at 20:06| Comment(0) | TrackBack(0) | プレイ研究・時間研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月15日

オフェンスにおける身体の使い方の基本


友人達が、バスケットボールの技術を暗黙知から形式知に変換する活動を続けている。つまり、技術やその要点を、文字で、文章で、記述することで、コミュニケーションの効率向上、技術の学習者であるプレイヤーの認知レベルを上げることにより、指導及び練習の有効性・効率性を挙げることを狙っている。

その中で、「時間差の創成」という言葉が提案された。ダッシュ・ストップ・ターン・その他のあらゆるフェーク動作によって、相手との時間差を作り出すことがポイントだという意味である。

友人達は、その考え方に沿って、具体的な身体の動きをひとつひとつ研究している。その紹介したら、量的に膨大になるので、ここでは省略するが、とくにボールを保有したプレイヤーに焦点をあてて、総合的に表現すれば、以下のようになる。

1人時間差で、ボールをキープしつつ、空間を先取して、パス・ドリブル・シュートの機会を掴む!

畑公の言葉では「ノーモーション」の動きが時間差を作り出す!

作り出す時間差は、大きい次のプレイ展開のために有利!一方、短い時間差のなかで、有効なプレイを展開する能力を養うことが肝要である。

プレイヤーの技術レベルは、時間差の創成能力と利用能力によって評価出来る(「どのくらい早くプレイできるか」ということ)。時間差水準の高いプレイを多く選択できるほどいい。

私は、各人及び各プレイの時間差の水準(100分の1秒レベルか100分の10秒レベルか)に注目して観察することに興味を持っている。この時間を実測する方法を知らないが、この時間を判定する感覚を持って、見ると、バスケットボールの面白さがひと桁あがる。

当然、目や頭脳を含む身体の使い方が関係する。

プレイヤーとしても、コーチとしても、観戦する立場でも、以上の概念を踏まえて、具体的にどうあるべきか?どうしたらいけないのか?どう練習・指導するのか?

関節の数は200以上位あるとのことだが、その一つひとつを管理するつもりで、各瞬間のプレイヤーの姿勢を考えると分かりやすい。
極一例を挙げれば「動きを鋭くするには慣性モーメントを小さくする(上体を起こす)」「相手と接触するなら相手より低い重心位置を維持する(膝を曲げる)」

何故オフェンスについてのみ、論述するかというと、デフェンスは、オフェンスの動きの観察・予測・対応と不屈の精神に尽きるからである。練習時間をデフェンスにも割かねばならないのはいうまでもない。

創造的な部分は、オフェンスで、その部分を開拓すれば、そこにバスケットボールの楽しさがあります。
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NCAAファイナル・フォア_フロリダ大_改訂1

フロリダ大が強い、ゲームコントロール巧みなガード11グリーンと3ポイントの確率の高いガード12ハンフリー、それに、よく働く13モアを初め、インサイドが噛み合っている。デフェンスも、早いスイッチのマンツーマンで、相手のターンオーバーを引き起こす!
11グリーンの素晴らしいキープ力とパス捌き、受け手がシュートするに最適のパスが次々と繰り出される。
13モアの働き、シュートブロックがとても巧い、つまり相手シュートを時間・空間をぴったり予測出来る。攻めては良く動き、ボールを受ければステップ・ターンしながらシュート機会を作り出す。ダブルチームがくれば、ウイークサイドへ球を回す。この球離れのタイミングが素晴らしい。リバウンドでもよく働く。
フロリダ大の各選手は、相手デフェンスに対して、先手を維持して仕掛け続ける。シュート機会に、無駄な動作なくシュート出来る。
小柄な比較的若いコーチが指揮していたが、上手に指導しているのだろう。

UCLAは、リバウンドは強いが、未熟なプレイが多くて、ターンオーバーも非常に多い、シュートのモーションが緩慢でしかも入らない。
ガード1ファーマーのワンマンチームで、1人奮闘したが、全体としてシュートが入らず、インサイドのプレイヤーがノーマークで貰ってもシュートにシュート体勢につくのが遅いなど、弱体で、勝ち味がなかった。

前半で34-25、後半一時は20点と点差が開いた
posted by BB Consultant at 01:54| Comment(0) | TrackBack(0) | プレイ研究・時間研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月06日

NCAA決勝戦!

4月6日(日本時間7日)、フロリダ大ーUCLAのNCAA決勝が行われるそうだ。

NCAAは、初々しい、早く巧い、未熟を見せることもある!

面白いのではないかな!
posted by BB Consultant at 04:11| Comment(0) | TrackBack(0) | プレイ研究・時間研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月02日

パーソナル・ファールに関する心構え

3人の審判のうちの1人以上が、その瞬間に、以下の事項を認めて笛を吹いたときにパーソナル・ファールとなる。
従って、以下の事項のひとつでも欠けるとパーソナル・ファールにならない。

1.審判が、身体接触があったと認める
2.審判が、その身体接触の原因となったプレイヤーを確認する
3.審判が、その身体接触が、プレイに悪影響を起こしたと認める
4.審判が、以上の確認に基づき、決断して笛を吹く

コート上の空間は、各プレイヤーの権利範囲の空間とどのプレイヤーの権利にも属さない空間からなっている。プレイヤーは動くから、この空間の構成即ち権利範囲は、時々刻々変化する。

審判は、公正な立場で、集中して笛を吹かねばならないが、完全な審判というのは望み得ない。

プレイヤーは、ルールブックを良く理解して、攻守における適切な姿勢即ち権利空間の確保のための技術を錬磨するとともに、十分に上記の審判の事情を配慮し、したたかに対応してプレイする必要がある。
posted by BB Consultant at 21:59| Comment(0) | TrackBack(0) | プレイ研究・時間研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月20日

Super League プレーオフ第2戦_3月19日_TV

アイシンのエース佐古賢一選手が解説者として登場した。

プレイも勿論うまいが、解説者としても資質が認められる。
よく見ているし、理屈っぽくないし、語り口が滑らかで、速いテンポで展開するバスケットボールのゲーム観戦のリズムのなかで聞いていられる。

全日本のエース五十嵐選手が目標とする佐古選手は、現在のミスター・バスケットボールと言っても過言でないだろう!
posted by BB Consultant at 07:10| Comment(0) | TrackBack(0) | プレイ研究・時間研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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